Au fil des nuits - 夜めくり記

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Friday, March 27 2009

「ご主人様、ワイン」… 奴隷に奉仕する日々

だれが言い出したか分からないが、「サービスのS、満足のM」という言葉がよく使われている。たしかに、人と人の間に行なわれる行為で、労働を行う者をサービスの提供者(奉仕者)、その労働の結果を受けとる者をサービスの享受者(被奉仕者)とすると、縛りや、鞭打ちといったSM行為の代表的なもので、やはりSは奉仕者、Mは被奉仕者ということになる。

Sと言われる男性には、能動的役割をこなすことに重点を置き、ある意味で奉仕者の部分が多くなることを厭わないという選択肢と、相手に奉仕者の役割を与えることを重視し、自分の能動性をある程度犠牲にすることを承知するという選択肢が出てくることになる。皆が、どのくらい自覚的に選択を決定しているかどうかは分からないが、それぞれがその両極の中で自分にフィットするポジションを見つけているのだろうなと思う。

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Sunday, March 22 2009

チョコレート越しに — 日常のスナップ

もう何年もいろいろな角度から眺めている R*** の姿なのに、ときどき初めて見る絵柄というのに出会い、はっとすることがある。

新しい絵柄を求めて、変則的な形に縛りあげたり、アクロバティックに吊したり、あるいはコスプレのようなことをしなくても、日常の中でそれがときどきやってくる。日常といっても、あまり人さまにおおっぴらに見せるような格好をしていないプライベートな場所だとか、それに着衣だとますますその可能性が増すものだ。

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Saturday, March 21 2009

お前の鼻が...


私はR***の鼻がとても気に入っている。大きくも小さくもなく、端正にまっすぐとおったのその鼻筋を見ているのが好きだ。そして、その鼻がいとおしいと思う特別な時がある。R***へ。



お前の鼻が...

お前の鼻が好きだ、とくに
私の下腹をそれが愛撫するとき
お前の鼻が私をくすぐるとき
お前の髪の中を私の指が遊ぶ
お前の鼻がこすられるとき
お前の柔らかさが私を包む
お前の鼻が遠ざかるとき
お前の吐息が熱く吹きつける
お前の鼻が押しつけられるとき
お前の唇は私の根元を締めつける
お前の鼻が押しつぶされるとき
私はお前の喉の奥を一気に潤す
お前の鼻が好きだ、いつも


by Autel, Jan. 2003


Oraclutie 再初期のころに戯れにつくった詩をあれこれと思い出しながら再録。
その鼻は今も活躍し、もっといとおしい。
先に書かれた → 仏語版

Saturday, March 21 2009

Quand ton nez me ...





Quand ton nez me ...


A R***

J'aime ton nez, surtout
Quand il me caresse le ventre.
Quand ton nez me chatouille,
Ma main saisit ta tête.
Quand ton nez me frotte,
Ta mollesse m'enveloppe.
Quand ton nez s'éloigne,
Ton soupire m'échauffe.
Quand ton nez se presse,
Tes lèvres me serrent la base.
Quand ton nez s'écrase,
Je répands au fond de ta gorge.
J'aime ton nez toujours.


par Autel, jan. 2003


Friday, March 20 2009

夜めくり記 新版

Oraclutie の初期の記事を連載風にまとめていた、「夜めくり記」(仏/英版 au fil des nuits / As nights go by )を、ブログ風フォーマットにしました。

旧フォーマット

http://www.oraclutie.org/ChronologicalNotesJPMain

もとりあえず残しておきすが、今後更新はこちらで。

Oraclutieのリニューアルを開始しましたが、そのリニューアル作業の一環です。

Oraclutie の最初のころにやっていたように、管理人 Autel としての SM関係の記事、SM に関する日ごろの随想や記録などはこちらで掲載していきます。また、Oraclutie の更新情報もこちらで、随時掲載していきますので、Oraclutie 全体の実質的な What's New の機能をもったブログということにもなります。

『O嬢の物語』関係のサイト更新もこちらで、お知らせしますが、『O嬢の物語』関係の記事は好きだけれど、他人のSMの実践の文章や写真は見たくないという方は、従来どおり HdO の What's New掲示板をごらんください。

他に2つあるブログについてですが、

  • Blog d'Autel は Blog-notes d'Autel と名前を変えて、ネットから拾った軽い情報の掲載に使っていきます。
  • Ura Note は以前どおりSMとは離れた文学関係についての記事を掲載していく予定です。

Monday, April 19 2004

"R" selon Antoine-Pierre-Augustin de Piis


L'R en roulant, approche et tournant à souhait,
Reproduit le bruit sourd du rapide rouet ;
Elle rend, d'un seul trait, le fracas du tonnerre,
La course d'un torrent, le cours d'une rivière ;
Et d'un ruisseau qui fuit sous les saules épars,
Elle promène en paix les tranquilles écarts.
Voyez-vous l'Éridan, la Loire, la Garonne,
L'Euphrate, la Dordogne et le Rhin et le Rhône,
D'abord avec fureur précipitant leurs flots
S'endormir sur les prés qu'ont ravagés leurs eaux ?
L'R a su par degrés vous décrire leur rage...
Elle a de tous les chars, la conduite en partage ;
Par-tout, vous l'entendrez sur le pavé brûlant
Presser du fier Mondor le carosse brillant,
Diriger de Phryné la berline criarde,
Et le cabriolet du fat qui se hazarde ;
La brouette en bronchant lui doit son soubressault,
Et le rustre lui fait traîner soin chariot ;
Le barbet irrité contre un pauvre en désordre,
L'avertit par une R avant que de le mordre ;
L'R a cent fois rongé, rouillé, rompu, raclé,
Et le bruit du tambour par elle est rappellé.


citation tirée de Harmonie imitative de la langue française de Antoine-Pierre-Augustin de Piis (1755-1832)

Saturday, April 3 2004

aimants, amants 腹部は互いに磁石となって


De luxure en luxure se perpétue la vie. Les yeux devinent sous le robes les beaux triangles. Les ventres s'attirent, aimants, amants. Aimer c'est ventre à ventre.

Remy de Gourmont, Iter ad luxuriam



このサイトが発足する前に、私(Autel)からR***に向けた小さな個人サイトがあった(厳密に言えばまだある)。今から2年前に作られた。公開しているわけではなく、サーチエンジンにも引っかからない。R***も私のためにサイトを持っていた(る)。その2つのサイトが合体し、ある程度公開を念頭に作成するようになった部分がoraclutie(デザインは私の最初のサイトのものをひきついでいる)となり、一方完全に個人的メッセージはまたそれ用に作られた別のサイトで交換されている。

公開するということは、文章の質を大きく変える。そのことで失ったものもあれば得たものもある。今その問題には立ち入らないが、別の面で得たものの最も大きなものはなんといっても、なんらかの部分で感性がふれあう人々と交流ができ、いろいろな見つけものをするということだ。

そんな見つけものの中に半年ほど前にU氏からある場所で教えてもらったテキストがある。これについてR***に何か言おうと思っていた矢先に、プライベートサイトで彼女がすぐに引用して私宛てのメッセージとしていた。「私たちのことみたい」というコメントつきで。ルミ・ド・グールモンの「淫蕩の道」と題するテキストの一節で、既存の訳にU氏が手を加えた以下のようなものである。

「人生は淫蕩から淫蕩へと永続する。目は衣装の下に美しい三角形を想像する。腹部は互いに磁石となって愛する者を引きつける。愛するとは腹部から腹部へのことだ。」

長い間原文が気になっていたが、確認できたのでR***へお返しに。

Monday, January 5 2004

艶やかな詩 − 恋人のメモ

Ura Noteで紹介したがフランス外務省サイトのフランス詩華選のページのランダム選択で詩のおみくじのようなものができる。毎日は無理だが、何日かに一回なら続きそうだ。1月2日に試した今年最初の結果は、

Evariste Parny(1753-1814) : Billet

まるでやらせのように艶っぽい詩。1778年に出た Poésies érotiques という詩集に入っているという。このエヴァリスト・パルニーという詩人はエロチックな詩の方面で当時有名だったらしい。サドとだいたい同時代人(13歳年下)でサドと同じ年に死んでいる(そういえばサドの新発見の書簡についてはちょっと堅くなりすぎたのでUra Noteのほうに書いてしまった)。年末にこの「おみくじ」をやったときは怠け者の詩だったから、また同じような調子のものだったらどうしようかと思ったが、今度は幸先がいい。このBilletは切符ではなくて、簡単な手紙の類を指す。古典的名作というわけではなく、口ずさんでいるとむしろ童謡のようでもある。格式ばらない調子で訳してみた。


エヴァリスト・パルニー
恋人のメモ

おぼえておいて、
0時が鳴ると
なつかしい手が
恋人の手が
ひっそりと来て
闇を探って、
夜更けにお前が
緩めてあった
かんぬきを解く。
おぼえて欲しい、
恋するものは
ヴェールを嫌う。
すべてをほどき
可愛くおなり
おまえに似合う
愛の衣で。


Évariste Parny
Billet

Apprenez, ma belle,
Qu'à minuit sonnant,
Une main fidèle,
Une main d'amant,
Ira doucement,
Se glissant dans l'ombre,
Tourner les verrous
Qui dès la nuit sombre,
Sont tirés sur vous.
Apprenez encore
Qu'un amant abhorre
Tout voile jaloux.
Pour être plus tendre,
Soyez sans atours,
Et songez à prendre
L'habit des Amours.



一年前少し前の2002年暮れの(「夜めくり記」と名がつく前の)Au fil des nuits を読み返すと年末の慌ただしさにサイトスタート時のちょっとした興奮が混じっている様子が自分たちでもわかる。2003年の12月を同じ盛り上がりで乗り切ろうと思っていたが、思わぬアクシデントのため別々に過ごす冬休みが早く始まり、二人でそれを再現する機会を逸してしまった。

インターネットがある時代の、そして昼下がりの恋人である私たちの間ではこんなメモが交わされる機会はないが、夜の闇と静寂の中で胸を騒がせながら会っていた恋人たちのことを思いながら R***へ。

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